ECサイト

 

CV(カート)ボタンの43%は赤色!?実際に使われているカートボタンの色を調査!

前回はCV(カート)ボタンのデザインについてご紹介し、売り込み感が強く出過ぎず、ボタンとして強調されるような配色が重要であることがわかりました。
また、青色には信頼、赤色には情熱、緑色にはアクションなど、それぞれの色が心理的効果を持っていることがわかりました。

今回は、実際のCVボタンでは、何色が最も多く使われているかを見ていきましょう。

誰もが知ってるECサイトのCVボタンは何色?


Amazon

https://www.amazon.co.jp/

Amazonのロゴにはオレンジ色が使用されています。
統一感を持たせるための配色でもありそうです。

余談ですが、Amazonのアイコンの青いテープ部分、過去にデザイン変更が行われていたことをご存知でしょうか。
青いテープがギザギザしたデザインでは、「旧ナチス・ドイツのアドルフ・ヒトラーの口ひげを連想させる」と批判の声が上がり、今の折り返したようなデザインとなったそうです。

<参考記事>

https://www.cnn.co.jp/tech/35167243.html

楽天

https://www.rakuten.co.jp/

楽天では赤色のボタンが使われていました。
イメージカラーにあった色として採用してるのか、全体的に朱と白で統一されたサイトになっています。

ZOZOTOWN

https://zozo.jp/

ZOZOTOWNでは青色のボタンが使われていました。
以前はカートボタンにはグレーが使われ、レジに進むボタンで青色が使われていたようですが、現在は青色で統一されています。

また、ZOZOTOWNのカートボタンはサイズことに設定されています。
弊社でもファッション系の企業様から「カートボタンの配置をZOZOTOWNみたいにしたい!」という意見をよく耳にします。

TikTok 疲労マックスの頭が回らない社長に質問してみた

ビックカメラ

https://www.biccamera.com/

ビックカメラでは緑色のボタンが使われています。
ログインボタンや新規会員登録ボタンにも同じ色が使われて統一感があります。赤色のロゴに対して補色の緑を使うことで、強調させているのかもしれません。

LOUISVUITTON

https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage

LOUISVUITTONでは黒色のボタンが使われていました。
高級感を損なわないような配慮が感じられます。

ボタンの色調査


弊社が携わったサイトのCVボタンの色の使用率を調査しました。
結果はこの通り。

1位 赤 43.3%
2位 白黒 23.3%
3位 青 16.7%
4位 緑 3.3%
5位 その他 13.3%
  (サイトイメージの色)

赤が一番多く使われていました。
次いで多く使われていたのは、白黒という結果に。

赤を使用しているサイトでも、ビビットな赤色を使っているところもあればサイトイメージを損なわいように淡い赤色を採用しているところもありました。

前回記事では4位の緑色がアクションを促す色として研究結果が出ていましたが、実際に使われているCVボタンの色は、「売り込み感が強く出過ぎず、ボタンとして強調されるような配色」が採用されているようです。

まとめ


今回は、CVボタンは何色のボタンが使われているか調査しました。
CVボタンが目立つようにデザインすることも大切ですが、サイトのイメージをくずさないことが最も大切であることが、今回の結果からわかりました。

サイトのイメージを損なわずに、CVボタンが存在感を出すようなデザインにすることで、クリック率がアップして売り上げ増加が期待できるかもしれません。
弊社では「ECサイトでの売り上げを上げたい」、「ユーザーが購入しやすいECサイトにしたい」、そんなご相談も承っております。


RefineはECのチカラで 『時間を作り出す価値』を提供します。
ShopifyでECサイト制作、構築も行っています。
様々なカスタマイズにも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

各種SNSを運用しておりますので、是非ご覧ください!

この記事の運営元は
EC-CUBEトップベンダーの
株式会社Refineです。
セキュリティ対策をはじめ、ユーザー行動に基づいたデザイン制作、機能カスタマイズ等、多種多様なECサイト制作を行っております。

ピックアップ記事

  1. 商品毎の売上トレンドを数クリックで可視化する!
  2. ECサイト運営で定点観測すべき指標とは?
  3. ファネル分析で ECサイトの売上アップ
  4. 5つの業界におけるファネル分析の例とケーススタディ

関連記事

  1. ECサイト

    レンタルビジネスについて

    “毎日使わないけど、今だけ欲しい!”そういったものは、「買う」から…

  2. ECサイト

    ECサイトのファンを増やすには「顧客体験」が重要?

    新型コロナウイルスの流行をきっかけに、オンラインショッピング(ECサイ…

  3. マーケティング

    ビジネスで勝つために知っておきたいDX(Digital Transformation)

    感染症拡大の影響もあり、デジタル化の普及は必須の時代となりました。デ…

  4. ECサイト

    Shopifyで連携できるCRM -Salesforce Sync-

    ECサイトの顧客情報と営業管理ツールが連携したらいいな。そんな希望…

  5. EC-CUBE×Amplitudeによるグロース

    リピーター獲得のためのオンボーディングステップ

    新規ユーザーを引き込んで、リピーターにするためには、オンボーディングが…

  6. EC-CUBE×Amplitudeによるグロース

    Amplitudeで明かす!新規ユーザーペルソナ発見の事例紹介

    本記事では、ユーザー行動分析ツールであるAmplitudeを使用した新…

最新の記事

  1. ECサイト

    EC-CUBEとShopifyの違い -ECサイトの種類-
  2. ECサイト

    ECカートプラットフォーム徹底比較!EC-CUBEとecforceの違いとは?
  3. ECサイト

    ShopifyとEC-CUBEの違い -仕様の差-
  4. ECサイト

    Shopifyで連携できるCRM -Salesforce Sync-
  5. ECサイト

    ECサイト、何でつくる?ECプラットフォーム別費用比較
PAGE TOP