EC-CUBE×Amplitudeによるグロース

 

小さな工夫で大きな収益を生む方法とは?|データ主導の成長戦略を紹介

今回ご紹介するのは、ヨーロッパで人気の写真印刷サービス「PhotoSì」がデータを活用し、その結果収益が大きく向上した事例です。PhotoSìの成功は、従来のビジネスアプローチとデータ駆動の組み合わせによってもたらされました。
それでは、その過程における洞察、行動、そして最終的な成果について詳しく見ていきましょう。

PhotoSi(フォトシー)とは?

PhotoSì(フォトシー)は、イタリアの写真印刷サービスプロバイダーであり、写真やフォトブック、キャンバスプリントなどのプロダクトを提供しています。

PhotoSìは、デジタル写真の印刷や製品のパーソナライズに特化しており、ユーザーがオンラインプラットフォーム上で写真をアップロードし、さまざまな形式やサイズで印刷物を注文できるサービスを提供しています。

また、モバイルアプリケーションも提供されており、写真をスマートフォンから簡単に注文することができます。PhotoSìは、写真印刷サービスの分野で広く知られており、イタリアを中心にヨーロッパで人気のあるブランドの一つです。

今回はPhotoSìが行った「小さな工夫」と、そこから生み出された「大きな収益」について深く探っていきます。

データから見えた新たな展望

PhotoSìのデータサイエンティストは、ユーザー行動分析ツールのAmplitudeを使用してユーザーデータを徹底的に分析しました。

データ分析した結果、従来の購買プロセスにおいて、顧客が複数の写真フレームを購入することが明らかになりました。その一方で、額の選択プロセスが不要な煩雑さを持っていることが判明しました。

これにより、「なぜワンステップでフレームを追加できる機能を導入しないのか?」と疑問が浮かび上がりました。この疑問から生まれた新しいアイデアが、PhotoSìの成長を加速させることになりました。

ユーザーエクスペリエンスの改善

このアイデアの実装により、ユーザーエクスペリエンスが大幅に改善されました。
従来は、顧客が複数のフレームを購入する際には、額ごとに選択プロセスを繰り返さなければなりませんでしたが、新機能の導入により、1つのステップで複数のフレームを簡単に購入できるようになりました。これにより、顧客は煩わしい手続きを省略し、より迅速かつ効率的に購入を完了できるようになりました。

この改善が顕著な成果をもたらし、ビジネスに大きな影響を与えました。例えば、フレームの平均注文額が6ユーロ(約973円)増加し、販売数は30%も増加しました。この数字は、新機能が顧客の購買意欲を高め、購入数を増やしたことを示しています。さらに、売上は16%(330,000ユーロ/約5,400万円)も増加し、PhotoSìの収益に大きなプラスをもたらしました。

この単純な改善が、ビジネスの成長と収益性向上に直結することを示しています。顧客満足度の向上と売上の増加は、ユーザーエクスペリエンスの向上がビジネスに与える効果を示す良い例です。今後も、PhotoSìは顧客ニーズを的確に把握し、エクスペリエンスを改善する取り組みを継続していくことで、市場での競争力を維持し、さらなる成長を達成することが期待されます。

データ主導のアプローチ

PhotoSìの成功の裏には、データ主導のアプローチがあります。このアプローチは、データを徹底的に収集し、分析し、行動に移すことによって、ビジネスに大きな価値をもたらしました。まず、データサイエンティストが膨大な量のデータを収集し、それを詳細に分析しました。その際には、顧客の行動パターンや嗜好、購買履歴などを綿密に調査しました。

次に、データから得られた洞察を元に、具体的な改善策を立案しました。この段階では、顧客のニーズや要求に応えるための新しいアイデアや機能が生み出されました。例えば、顧客が1つのステップで複数のフレームを購入できる機能の導入は、顧客の利便性を向上させ、購買意欲を高めることに成功しました。

最後に、データに基づいた意思決定によって生まれたイノベーションが、市場競争力を高め、成長を実現しました。顧客満足度の向上や売上の増加など、具体的な成果が得られました。データ主導のアプローチは、PhotoSìが競争激化する市場で成功を収めるための重要な要素であり、今後も同様のアプローチを継続していくことが期待されます。

Amplitudeの役割

ユーザー行動分析ツールであるAmplitudeは、この成功において重要な役割を果たしました。
データの収集から分析、改善の検証まで、PhotoSìのチームはAmplitudeを活用しました。特に、ファネルチャートやテストモジュールなどの機能は、改善のプロセスを支援し、成果を最大化するための道筋を示しました。

まとめ

PhotoSìの成功は、データ主導のアプローチがビジネスに与える力を示す典型例です。小さな改善が大きな収益につながることを証明し、データがビジネスにおける重要な戦略的資源であることを示しました。Amplitudeを活用したデータ主導のアプローチは、PhotoSìが持続的な成長を達成するための鍵となっています。

この記事の運営元は
EC-CUBEトップベンダーの
株式会社Refineです。
セキュリティ対策をはじめ、ユーザー行動に基づいたデザイン制作、機能カスタマイズ等、多種多様なECサイト制作を行っております。
事業内容

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