EC-CUBEには、「ダウンロード版のEC-CUBE」と「クラウド版のec-cube.co」があります。
今回は、ダウンロード版のEC-CUBEとクラウド版のec-cube.coの違いについてお話ししていきます。
機能について
機能面はEC-CUBE4系がベースとなっていて、搭載されている機能は同じです。
4系で使用可能な各種決済を含めたプラグインや、デザインテンプレートを使うことができます。
【機能一覧】
https://www.ec-cube.net/product/functions.php?argument=2qpV46CP&dmai=a5e40a973e9519
サーバについて
EC-CUBE | ec-cube.co |
必要 | 不要 |
ダウンロード版EC-CUBEでは、別途サーバの準備が必要になります。
しかし、自由にカスタマイズができるので、サーバ負荷がかかるタイミングで増強させるなどの対応が可能です。
そのため、アクセスが集中してサイトが表示されないなどの現象をあらかじめ対策を講じることもできます。
反対に、クラウド版のec-cube.coでは、サーバは用意する必要ありません。EC-CUBE側でサーバ保守をおこなってくれるので、用意から管理のやコストを省くことができます。
しかし、自社でカスタムができないためサーバ負荷がかかるタイミングでの調整などはできません。
料金について
ダウンロード版は無料でインストールが可能(別途サーバ代がかかる)。
クラウド版ec-cube.coの利用料は以下の通りです。
販売額/月 | システム利用料 |
0〜500万円 | 39,800円 |
〜700万円 | 49,800円 |
〜900万円 | 59,800円 |
1000万円以上 | 64,800円 |
【ec-cube.co 公式より】
https://www.ec-cube.co/pdf/service.pdf
ダウンロード版EC-CUBEであれば、1,000円前後のレンタルサーバで動かすことは可能です。
そのため、ダウンロード版EC-CUBEに比べるとec-cube.coの方がランニング費用が上回る場合も。
クラウド版ec-cube.coは、2週間の無料トライアルもあるので、お試しいただけます。
容量について
ダウンロード版EC-CUBEもクラウド版ec-cube.coも、商品登録数やデータ容量に制限はありません。
まとめ
今回は、EC-CUBEとec-cube.coの違いについてお話ししていきました。
機能的な差はないので、バックエンド関係に着目して選定する必要があります。
自社商品の特徴や現在のECサイト運営状況で適切な方を選んできましょう。
【クラウド版ec-cube.co】
https://www.ec-cube.net/product/co/#co_faq_function
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