EC-CUBE×Amplitudeによるグロース

 

リテンションマーケティングの成功法則とは?

近ごろ、企業のみならず多くの人がリテンションマーケティングに注力しています。特にアフターコロナの市場では競争が激化し、企業の生存と成長がますます重要視されています。
前回のブログでは、「リテンション・ライフサイクル」にフォーカスし、単なるアクティブユーザー数だけでなく、「新規」「定着」「休眠」「復帰」のユーザーグループを理解する重要性を解説しました。

今回は、これらのユーザーグループをさらに詳細に分析するために「コホート」という概念を活用します。コホートは同じ期間や同じ出来事に基づいてグループ化された顧客やユーザーの集まりを指し、特定の期間に同様の属性や行動を示す個々のユーザーグループを分析するのに使います。これにより、時間的な観点からデータをまとめ、ユーザーの属性や行動の傾向を理解することが可能です。

コホート分析でライフサイクルを理解する

「コホート」とは、同じ期間や同じ出来事に基づいてグループ化された顧客やユーザーの集まりを指します。この概念は、特定の期間に同様の属性や行動を示す個々のユーザーグループを分析するために使用され、時間的な観点からデータをまとめてユーザーの特定の属性や行動の傾向を理解するのに役立ちます。

以下は上記のコホートを応用し、「新規」「定着」「休眠」「復帰」の各ライフサイクルをコホートで分類した概念図です。

アイデアを応用して、「新規」「定着」「休眠」「復帰」の各ライフサイクルをコホートで分類すると、戦略の立案や改善点の発見に役立ちます。この分類を行うことで、ユーザーグループごとに適切なアプローチを構築しやすくなり、持続的な成長を促進できます。

具体的なステップを踏むためには、「プロダクト利用インターバル」を駆使して、プロダクトの状態を確認しましょう。この利用インターバルを通じて、各ユーザーグループの特徴やニーズを理解し、ターゲットに合わせたアプローチを構築することが重要です。

まとめ

「新規」「定着」「休眠」「復帰」の各ライフサイクルをコホートで理解することは、リテンションマーケティングの成功に向けて欠かせません。
プロダクトの状態をコホート分析によって把握し、ユーザーグループごとに最適な戦略を展開することで、持続的な成長が可能となります。

本ブログ記事がプロダクト成長の一助となれば幸いです。

 

この記事の運営元は
EC-CUBEトップベンダーの
株式会社Refineです。
セキュリティ対策をはじめ、ユーザー行動に基づいたデザイン制作、機能カスタマイズ等、多種多様なECサイト制作を行っております。
事業内容

– EC-CUBE制作支援
– Shopify / Shopify Plus導入支援
– EC特化グロースマーケティング支援
– ECサイト保守・運用

\ 開発実績数500件を突破 /

ピックアップ記事

  1. ファネル分析で ECサイトの売上アップ
  2. ECサイト運営で定点観測すべき指標とは?
  3. 5つの業界におけるファネル分析の例とケーススタディ
  4. 商品毎の売上トレンドを数クリックで可視化する!

関連記事

  1. マーケティング

    復帰ユーザーを呼び戻すために|クリティカルイベントを分析する

    ECサイトやアプリを運営する上で顧客の活動パターンや行動特性を理解する…

  2. EC-CUBE×Amplitudeによるグロース

    リテンションマーケティングの準備をしよう!

    最近はマーケティングにおいて、既存顧客との関係性を維持し、継続的に製品…

  3. マーケティング

    ECでも使える!休眠ユーザーを掘り起こすアプローチとは

    広告等から新規顧客を獲得したけれど、コストに対して売上があがっていない…

  4. マーケティング

    新しい成長戦略のプロダクトレドグロースとは

    企業が成長を求める今日、犠牲を払ってまでの成長はもはや選択肢ではありま…

  5. マーケティング

    拡大するサブスクリプション

    近年、サブスクリプションという言葉をよく耳にするようになりました。サ…

  6. マーケティング

    最新のレンタルサービス事情

    レンタルビジネスについては以前もブログでご紹介していますが、最近ではよ…

最新の記事

  1. ECサイト

    Shopifyで連携できるCRM -Salesforce Sync-
  2. ECサイト

    ShopifyとEC-CUBEの違い -仕様の差-
  3. ECサイト

    ECカートプラットフォーム徹底比較!EC-CUBEとecforceの違いとは?
  4. ECサイト

    ECサイト、何でつくる?ECプラットフォーム別費用比較
  5. ECサイト

    EC-CUBEとShopifyの違い -ECサイトの種類-
PAGE TOP