SNSマーケティング

 

2023年版 EC運用におけるSNSの役割の変化

インターネットが普及し、SNSで情報を得ることが当たり前に行われている昨今。
技術も進歩し、今も目まぐるしい変化を遂げています。

その中でSNSの利用目的や役割もだんだんと変わってきています。
今回は、EC運用目線でSNSの役割と変化についてお話ししていきたいと思います。

SNSの利用目的の変化

図表は、SNSの利用目的について2019年と2023年の回答を比較した結果です。
2019年時点では、「新たな知識や情報を得るため」「時間潰しのため」「連絡通信の手段として」に利用する人が多くいましたが、どの項目も2023年時点では減少傾向にあります。

一方で2023年になり割合が増えてきた利用目的の項目がありました。
それは「商品を購入するときの参考にするため」。
2019年では14.3%だったのが、2023年では23.4%と約10%ほど上昇しました。

また、今までは「商品を購入するときの参考にするため」は女性が高い傾向がありましたが、2023年は男性も全ての年代で増加、女性では4分の1が商品購入の参考としてSNSを利用するまでに増加しています
このことから、SNSは関係維持や出来事共有といった、従来の関係維持ツールとしての位置づけではなく、情報収集のツールへと位置づけが変化していると考えられます。

図表1 SNSの利用目的(2019年、2023年全体比較)

引用:https://www.dlri.co.jp/report/ld/253084.html

利用者が求めているコンテンツ

昨今ではSNSの普及により、新しい情報を取りにいかなくても情報で溢れかえっている現代です。
そのためユーザーは情報の取捨選択をして、本当に必要な情報を求めていると考えられます。

例えば、「商品購入にSNSを参考にする消費者が増えている」。
これはよりリアルに近い商品の情報を求めていると考えられるでしょう。

リアルに近い商品情報を提供するためには、利用者の口コミ、動画による商品の普及など様々な方法があると思います。
他にもアパレルであれば、スタッフコーディネートやLOOK BOOK。
コスメであれば、使用感をリアルに伝える内容や、比較コンテンツもあります。
食品であれば、商品紹介の他にも食レポや調理法を紹介することで商品情報を普及しています。

また、プレゼントキャンペーン、セール情報、新商品情報などもユーザーが求めるコンテンツのひとつです。
これらをブランディングのツールとするか、お知らせのツールとするかは、事業規模や事業方針により異なります。

次に、実際にEC運営をしている企業が行っているSNSの活用術についてみていきます。

EC運用者のSNSコンテンツ例

ユニクロ|Twitter

Twitterを活用したECサイト集客事例として、ファッションブランドを世界的に展開する「ユニクロ」の事例をご紹介します。
2023年6月現在で161.3万 フォロワーを持つユニクロ。

季節ごとの最新のファッションアイテム情報を積極的に発信し、自社ECサイトへ誘導しています。
複数のファッションコーディネートを提案して、投稿を見たユーザーに「商品を使っているところ」を具体的にイメージさせて興味を持ってもらうという手法です。
また、ECサイトだけでなく、自社のライブコマースページへの誘導も行い、文字・写真・動画でよりリアルな商品情報を発信しています。

https://twitter.com/UNIQLO_JP/status/1665999466481209344?s=20

ライブコマースページ:
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/live-commerce/

ユニクロTwitterアカウント:
@UNIQLO_JP

ニトリ|Instagram

Instagramを活用したECサイトへの集客事例として、インテリア製品を展開する「ニトリ」の事例を紹介します。
ニトリの公式Instagramは、2023年6月時点のフォロワー数は135万人と人気のアカウント。
旬な商品や収納アイテムの活用方法などを発信しています。

また、@nitori_officia がついた投稿はストーリーズで紹介するなど、ファンの心をくすぐるような運用をしています。
他にも、ニトリでもライブコマースページを開設し、Instagramのプロフィールから飛べるようになっているなどの工夫も施されています。

ライブコマース:
https://www.nitori-net.jp/ec/feature/NITORILIVE/

ニトリInstagramアカウント:
@nitori_official

3COINS|Instagram

Instagramを活用したECサイトへの集客事例として、生活雑貨やインテリア雑貨などを展開する「3COINS」の事例を紹介します。
3COINSでは企業の公式アカウントの他に、スタッフがインフルエンサーのように発信することで、親しみやすい内容でアイテムの活用方法や人気のアイテムなどを紹介してます。

3COINS | Instagramアカウント:
@3coins_official|Instagram

3COINS | スタッフアカウント:
@3coins_junko
@3coins_.maiko
@3coins_sato
@3coins_noriko


WEGO|TikTok

TikTokを活用したECサイト集客事例として、ティーン向けファッションブランドを展開する「WEGO」の事例を紹介します。
WEGOのTikTokアカウントでは、自社ファッションアイテムを紹介する投稿をメインに発信しています。

https://www.tiktok.com/@wego_official/video/7243364838133615890?is_from_webapp=1&sender_device=pc&web_id=7242293441303070210

シーズンにあった様々なコーディネートを紹介しており、BGMの効果も相まってアイテムをおしゃれで魅力的に紹介しています。
また、人気のインフルエンサーとコラボした投稿を積極的に発信している点も特徴的です。

WEGO TikTokアカウント:
@wego_official

SNSでできるEC施策

SNS広告の活用

SNSプラットフォームを利用して、WEB広告の配信も可能です。SNS広告の出稿単価は平均的に休めで数百円単位から運用ができ、導入のハードルは低めです。
また、一般的にSNS広告は広告っぽさが薄い点も特徴的。
ユーザーの投稿になじむ見た目のものも多いため、自然な印象をもってもらいやすい傾向にあります。

インフルエンサーの活用

SNSマーケティングといえばインフルエンサーマーケティング。
インフルエンサーにはSNS上で多くのファンがいて、大きな影響力をもっています。
ユーザーは自分が関心をもつジャンルのインフルエンサーをフォローし、彼らが発信する情報に信頼をおいていることがほとんどです。

また、自社に合ったインフルエンサーを選ぶ事で、自分達の商品に興味を持ってくれる層にアタックできるのも利点です。
自社のスタッフアカウントが自ずとインフルエンサーとなったパターンは、ターゲット選定もバッチリで訴求力も高く、ハードルは高いですが成功した効果は高いといえます。
インフルエンサー自身の知見や視点を交えて発信される商品紹介は、フォロワーに対して強い訴求力をもつPRとなります。

ライブコマースの活用

近年増えているのが、ライブコマース。配信で商品やサービスの紹介をし、購入へと誘導します。
ライブ配信は、リアルタイムで視聴者とコミュニケーションをとれる点が大きな特徴です。配信中にコメントで寄せられた質問や感想などに出演者がすぐに回答することで、視聴者は商品に対する不安や疑問を解消でき、購入への意欲を高めることができます。

とくに最近よく見るのが、アパレル。

  • 試着できない
  • 疑問があってもショップスタッフに質問できない

という、ECサイトのデメリットをうまくカバーし、EC売上を伸ばしている印象です。

 

また、ライブコマースは、ブランドや、配信に登場するスタッフのファンマーケティングになるという側面もあります。
配信中に視聴者とのコミュニケーションを通してユーザーからの好感度を高め、「このスタッフから商品を買いたい」という気持ちになってもらうこともできます。
最近ではShopifyとTiktokが提携し、TikTokを通して商品を販売できる環境が整いつつありますので、よりECサイトにライブコマースを導入しやすくなっていくでしょう。

https://news.shopify.com/dancing-to-a-new-beat-shopify-brings-commerce-to-tiktok

まとめ

今回は2023年のEC運用におけるSNSの役割の変化についてご紹介しました。
SNSは情報発信のツールから情報収集のツールへと位置づけが変化しており、EC運用とSNSは切っても切り離せないほど重要なツールになっています。
自社の商材に合わせた情報発信を行い、売り上げアップを狙っていきましょう。

株式会社Refineでは、EC特化の制作会社として17年目になります。
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また、ECサイト制作だけではなく、SNS運用やライブコマースに関する相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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