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TikTokの企業活用

世代問わず絶大的な人気を誇る動画アプリ「TikTok(ティックトック)」。2016年9月のサービス開始以降、SNSの中でも瞬く間に急成長を遂げ、今もなおユーザー数を伸ばし続けています。
最近ではマーケティングツールとしても注目を集めており、企業のプロモーションとして活用する動きが始まっています。

TikTokとは

ByteDance社が運営するTikTok(ティックトック)は、若者を中心に流行している15秒のショートムービーアプリ。
月間アクティブユーザー数は世界で5億人を突破し、日本でも約1,000万人が利用しています。

TikTokとは、15秒の動画を投稿できるコミュニティ型のSNS。
撮影から編集までの全ての作業をアプリ内で行うことができるため、YouTubeなどの動画配信サービスよりも容易で、投稿者側のハードルが低いことが特徴です。
視聴する際は次々とレコメンドされた動画が自動再生されるので、視聴者側も手間がかかりません。

2018年7月のテレビCM開始により30〜40代のユーザーが増加し、世代・性別問わず幅広く利用されるようになりました。

マーケティングとして活用

TikTokを活用したマーケティング施策は、まだまだ数が少なく手法が確立していないからこそ、企業のブランドイメージに合わせた個性豊かなマーケティングを行えるでしょう。
また、ユーザー1人当たりの1日使用時間が平均41分平均170コンテンツが視聴されているTikTokでは、ユーザーの目に留まる回数も多く拡散されやすくなります。

そして、TikTokには「有名になりたい」という若者が多数存在しています。
彼らが真似しやすい参加型の動画を投稿し手軽にブランド体験を実現させるというのも、企業のプロモーションにおいて有効な手段といえます。
TikTokの特徴を理解してユーザーの心を掴み、マーケティングとして活用することで企業のブランディングにもつながるでしょう。

3つの広告の特徴

TikTokには、3つの広告メニューがあります。

  • 起動画面広告 - アプリ起動時に全画面表示される広告。1日1社限定。
  • インフィード広告 - おすすめページに全画面表示される広告。1日1社または4社限定。
  • #チャレンジ - お題となるハッシュタグ(#)を設定して投稿を促す広告。1日1社限定で、5日間実施。

多くの人が閲覧するTikTokに広告を出すことで、商品やサービスの認知度向上につながります。
しかし広告にはコストがかかる上、公開制限も課せられているので、まずは定期的に投稿しより多くのユーザーと繋がりを持つことがマーケティングとしての第一歩かもしれません。

はじまるクーポン配信

2019年に入り、アプリ内でクーポンの配信が開始されました。
クーポンには、アプリ上で直接受け取れるものと、アプリ内で貯めた「Tikポン」でクーポンを取得するものの2種類があります。
Tikポンは、投稿動画にアクションを起こしたり友達紹介をしたりなど、それぞれのミッションをクリアすると付与され、貯まったTikポンはクーポンと交換できます。

クーポン提供企業は、GODIVAやサンマルクカフェなどの飲食店だけでなく、ファッションブランドのWEGOなども提供しており、幅広い世代のユーザーに向けて配信されていることがわかります。

中国版ではEC機能が装備

中国版TikTok「Douyin(抖音)」では既にEC機能が付いており、中国一のシェアを誇るECサイト“タオバオ”との連携が開始されています。

動画の視聴画面でリンクをクリックするとタオバオに遷移し、視聴した動画で使われていた商品を購入することができます。
リンクは、個人ページや投稿動画の再生画面に表示され、「商品ウィンドウ」「ビデオショッピング」「ライブショッピング」の3つのメニューが出現します。

ショッピングカートのテストリリース期間でもあった11月11日の大型セールでは、売上8,000万元(約13億2,000万円)を達成するという驚異的な記録を残しました。
日本でも、今後TikTokからECサイトへ流入させる動きが強まるのではないかと注目されています。

活用事例「ペプシお祭りミックス」

2019年4月 サントリー食品インターナショナル株式会社は、新商品“ペプシ Jコーラ”の発売時、新商品紹介のCM内で流れる楽曲に合わせたダンスをTikTokで撮影しSNSに投稿しました。
オリジナルダンス「ペプシお祭りミックス」は、タレントや歌手、YouTuberなどが踊るというもので、動画は3日に分けて合計12本公開されました。

SNSやYouTubeで順次公開されると瞬く間に拡散、公開からわずか1ヶ月後には再生回数1,500万回を突破し、この動画を真似した投稿は2万件以上にも及びました。

まとめ

他の先行したSNSに引けをとらないTikTok。2020年に実用化される次世代通信サービス“ 5G ”により、動画広告市場は大きな影響を受けると予想されます。5Gで通信速度が向上すると、ユーザー1人あたりの閲覧数も格段に増えます。
テレビCMやSNSの広告・運用だけではなく、TikTokなどの動画配信サービスを併用することで、さらなるマーケティング活動につなげていきましょう。

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